よく行く ヴィンテージ楽器などを扱っている楽器屋さんがあります。 店主は 穏やかな感じで、 自ら商品を勧めたりはしません。 以前は The Beatles Bandをされていて、 かなりのBeales好きのようです。
ベースの調節をしてもらいに行ったのですが、 hofnerのバイオリンベースが 置いてありました。 自分も Beatles bandをしているなど 話していると、 いつもとは違い 店主が Beatlesをやっているなら Rickenとバイオリンベースは必修だと 熱く語ってくるのです。 すこし強引なほどに。
Hofnerのバイオリンベースは ポールがBeatles時代より使用しています。 他に著名なベーシストで 現在もメインで使用している人は おそらくいないでしょう。 バイオリンベース=ポールです。
小さく・驚くほど軽量ですが、 想像より音は太く・堂々としています。 いろいろな音楽にも使えますが、 あまりにもポールの印象が強いのと やはりバイオリンベースは 音・フォルムが特徴的なので、 Beatles・ポール以外で使用すると プレイヤー・オーディエンスともに違和感を感じるでしょう。
そんなつぶしの効かないベースですが 店主の押しもあり、 それまでの思いとは反対に買ってしまいました。 おそらく62’ reissueですが、 30年ほど前のモノです。