イヤホン」カテゴリーアーカイブ

◆ 完全ワイヤレス.

SONY RX100M5

ワイヤレスは 有線と比べて音質が落ちると言われていました。 しかし、 技術も進み 音質も向上したようなので B&O E8 2.0を買いました。

確かに 音はよいです。 特に気になるところが無い素直な音です。 クリアですが 低音もちょうどよく出ています。 オープン型のように開放感があります。 外音はある程度入ってきますが、 不快な周波数がカットされるせいか 嫌な感じはありません。(付属のcomplyイヤーピースを使用しています) 外で聴くには 多少外からの聴覚情報が入ってきた方が 良いと思います。

本体も ケースも小さく デザインも良いです。 バッテリーの持ちも 必要十分です。

◆ FXA9.

PENTAX KP, CARL ZIESS JENA DDR FLEKTOGON auto 2.4/35 MC

これまでの FenderのフラッグシップイヤホンFXA7を使用していましたが、 気がつくと その上位機種が出ていました。 それもかなり高額になって!

レビューを探して見ましたが、 あまりありません。 しかも あまり高評価ではありません。 どうしようかと迷いましたが、 Fenderは 現代音楽を作ってきたと言っても過言ではなく、 Fenderのギター・ベースを愛用している僕としては やはり購入しないわけにはいきません。

実際使用してどうかというと、 評価が難しい代物です。

作りは良く 内部はカスタムのように樹脂が充填されているようです。 塗装はカメレオンにしました。 玉虫色で美しく イイです。 製品写真では パステルエメラルドでカワイイ系のように見えますが、 実際はもっと濃く落ち着いた色で カッコいいです。 ケーブルはブラックの方が合うと思いますが 音的に銀線が合うのでしょう。 これまで使っていたFXA7にもリケーブルし 銀線を使っていました。

音ですが、 第一印象は 少し抜けきらない(特にエイジング不足では) おとなし目な音でした。 ボーカルなどに ツヤが乗るともっと気持ちよく聴けそうです。 ノリは、 床を揺らすような低音と 伸びる高音のFXA7の方が 良いと思います。

FXA9は何を目的として作られたのか。 よく聴くと ボーカル・ギター・ベース・ドラム・ベドラなどの楽器それぞれが 実在感のある リアルな音で聞こえます。

一般的には 低音優位な音作りとなるでしょうけど、 一般的にモニターライクと言われる音では ベースやベドラが聞こえにくかったり、 スネアがペチペチした リアルな音ではなかったりします。 そういう意味で これこそ実用性重視のモニター向けの音作りではないでしょうか。

また、 長時間のリスニングや 大きめの音で聴いても疲れにくいです。 一見、 すごくイイ音だなと思うイヤホンは 長時間や大きい音では だんだんクドくなってきたり 疲れてしまいます。

ジャンルは やはりロックとの相性が良いです。 ボーカルものは ツヤや響きが欲しくなります。 付帯音や響きは演出されていないのでしょうね。 これもモニター向きです。 音源は それほどクオリティーが高くなくても アラが大きく出ずに聴けます。 逆に プリアンプをかましたり 下手にグレードアップすると 低音過多になる場合があります。 音源・環境によらず 一定以上のクオリティーで聴かせるイヤホンです。 他のイヤホンに変えてみると 他のイヤホンは 音が薄く 人工的な音に聞こえます。 他機種ではWestone3に近く、 それに低音の厚みを持たせた感じです。

僕的には イヤホンの完成形はWestone3ではないかと思っています。 後のイヤホンは それに付加価値をつけたモノで トータル的な音は Westone3を大きくは超えていないのではないでしょうか。

FXA9は かなり高価格であることを考えると、 普通に音楽を聴いて楽しむのならFXA7の方が 合っているかもしれません。

PENTAX KP, CARL ZIESS JENA DDR FLEKTOGON auto 2.4/35 MC

◆ ROSIE.

SONY α7RⅡ, KERN-MACRO-SWITAR 1.8/50 AR

SONY α7RⅡ, KERN-MACRO-SWITAR 1.8/50 AR

iriverのイヤフォンは、 Astell & KernとJH Audioのコラボ製品です。

主に現在 LAYLA, ROXANNE, ANGIEの2世代目、 そして新たにROSIEが加わったラインナップです。

一般的に言われている特徴としては、 フラックシップのLAYLA(CLASSIC向き)、 低音を強化したROXANNE(ロック向き)、 これらより 抜けをよくスッキリさせたANGIE、 そしてANGIEの抜け感と ROXANNEのしっかりした低音を持つROSIEです。

以前1世代を視聴した印象は 濃厚でやや暑苦しい音でした。 1世代もLAYLA, ROXANNEは片側12基のBAを積んでいるため かなり大きく イヤピの関係もありますが 視聴機では すぐずり落ちる感じでした。

2世代LAYLA, ROXANNEは ROSIEの2−3倍の価格で、 以前の視聴の印象も考慮し ROSIEを購入しました。

実際使用してみて ROSIEの音は、 解像度が高く 抜けが良く スッキリした音でした。 一般的に見ると 低音は強くないと思います。

いちばん良いと思うのは、 ボーカルの 鈴なりのような高音です。 スロー・ミディムテンポの女性ボーカルを聞いていると α波でまくります。

だた、 ロックでは 中低音部・ベースとギターのハーモニーの厚みが少し弱く 最適とは言えません。 音に厚みのあるLAYLA, ROXANNEの方が よりオールマイティーのようです。

その後、 エイジングの全く進んでいない 2世代の LAYLA, ROXANNEを視聴しました。 装着感はどちらも 問題なくいけそうでした。 視聴時 店員さんがLAYLA2を取り出すときに 本体のマークが付いている金属板が外れ落ちました。 接着剤でつけてあるようでしたが、 高額商品なだけに ちょっと残念な気がしました。 装着しているときに 取れたら なくなってしまいますしね! その場合は 保証は効くのでしょうか。 心配になります。

 

◆ Fender FXA7.

SONY α7RⅡ, KERN-MACRO-SWITAR 1.8/50 AR

SONY α7RⅡ, KERN-MACRO-SWITAR 1.8/50 AR

Fenderからイヤフォンが発売され少したちますが、 あまりレビューがありませんね。 ヘッドフォンから イヤフォンにすると、 ヘッドフォンのダイナミックさに あらためて気づかされます。 特に低音の迫力に違いが出やすいです。

Fenderということで 片手間的に発売したのではないかと疑ってしまいます。 それで手を出しにくいのもあるかもしれません。

しかし、 ギター・ベースを そして音楽を作ってきたメーカーで、 音楽について知り尽くしているメーカーです。 このイヤフォンの チューニングをFenderが行っているとのことで、 技術的ではなく リスナー側に立った音になっているのでは との期待もありました。

Fenderのギターもベースも使っている僕としては 無視はできません。

そこで いちばんヘッドフォンに近い音を出すと思われるFXA7を購入しました。 高音を繊細に出すBAドライバー(2基)と 沈んだ迫力ある低音を出すダイナミックドライバーで構成されています。 それに 質感がよく デザインがカッコイイです。

音は、 クリアで ボーカルも抜けが良く 低音はドーンと沈みます。 傾向としては ややドンシャリです。 低音がよく出ているので、 長時間聴いていると 低音でジワジワ耳に負担が かかる感じはします。

現在、ケーブルは Labkable GALAXY MK2(4芯)を使用しております。(MK2でないモノをオーダーしたのですが、 送られてきたのは外見的にMK2だと思うのですが・・・?) 元のケーブルと音の傾向は似ていますが、 鮮度が上がり 上下に音が伸びます。

もう一つ 以前購入したのですが、 全く覚えていないケーブルがありました。 以前はシックリこず 使わなかったのだと思うのですが、 よく見ると8芯で プラグもしっかりしていそうなので 使ってみたところ、 上品なシルキーで繊細な音で FXA7のドンシャリが控えめになり とても良いです。 調べたところ AUDIOTRAK SR2 MK2 PLASTICでした。 基本は 銀ケーブルで 限定販売されていたもののようです。  FXA7は銀ケーブルとも相性が良いと思います。

これまで 使ってきたWestone(60, 4, 3etc) UEのカスタム・ユニバーサルや SHURE(5, 4, 2etc) SENNHEISER (IE80, 800etc)などの中で 音に違和感がなく、 楽しく聴けて いちばん好きかもしれません。 JH AUDIOと争います。

さすが Fender !!

SONY α7RⅡ, KERN-MACRO-SWITAR 1.8/50 AR

SONY α7RⅡ, KERN-MACRO-SWITAR 1.8/50 AR