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◆ グライコ.

iPhone6

バンドのスタジオ練習のとき、 機材をいろいろ持っていると重く 億劫になってきたので、  ベースと シールド チューナーくらいにしています。

Ampegでは 音作りがうまくいっていませんでしたが、 やる気になれば ある程度できてきました。

グライコというと 懐かしい言葉です。 中学生の頃はオーディオにはまっていて、 つまみのたくさんついて 棒グラフのような表示が 音に合わせて動くのがとてもカッコよく思い 使っていました。 それもあり グライコを操作するのは 案外すんなりできます。

このAmpegは 通常のBass Mid Trebleと Graphic Epualizarが 同時に効きます。 どちらか 一方で良さそうですが、 グライコで微調整や 音色を調節するのでしょうか。

ベースは Rickenbacker 4003S を最近使っています。 忙しかったせいもあり ベースを弾く気が起きず なんとかしなくてはと物欲に頼り 行きつけの楽器屋さんにあったのを買ったものです。 4.5kgと少し重い個体ですが 思った以上に音もよく 気に入っています。 弾きにくい代表のように言われていますが、 ヴィンテージの弦高が低くできない4001に比べると とても弾きやすいです。 ピッキングも すぐなれます(フィンガーピッキングしています)。

ピックガードもつけたままで フロント寄り・リア寄りで弾くのでも 音のキャラクターを 大きく変えられます。 リア寄りで弾く場合も フィンガーレストをつけなくても ボディーサイドに手のひらを固定すれば問題無いです。 弾きにくいと言われるほど オリジナルのままで 弾きこなしたくなります。

ボディー形状の関係が もっと軽量なジャズベ・プレべより 座って弾いていると腰などが痛くなりにくいです。 ヘッドは 水平より少し上でバランスするので それより上で弾く方は ヘッド落ちを感じます。 ストラップで服がヨレるのが少し気になります。 これはグリップの良いストラップではない方が いいかもしれませんね。

 

◆ FXA9.

PENTAX KP, CARL ZIESS JENA DDR FLEKTOGON auto 2.4/35 MC

これまでの FenderのフラッグシップイヤホンFXA7を使用していましたが、 気がつくと その上位機種が出ていました。 それもかなり高額になって!

レビューを探して見ましたが、 あまりありません。 しかも あまり高評価ではありません。 どうしようかと迷いましたが、 Fenderは 現代音楽を作ってきたと言っても過言ではなく、 Fenderのギター・ベースを愛用している僕としては やはり購入しないわけにはいきません。

実際使用してどうかというと、 評価が難しい代物です。

作りは良く 内部はカスタムのように樹脂が充填されているようです。 塗装はカメレオンにしました。 玉虫色で美しく イイです。 製品写真では パステルエメラルドでカワイイ系のように見えますが、 実際はもっと濃く落ち着いた色で カッコいいです。 ケーブルはブラックの方が合うと思いますが 音的に銀線が合うのでしょう。 これまで使っていたFXA7にもリケーブルし 銀線を使っていました。

音ですが、 第一印象は 少し抜けきらない(特にエイジング不足では) おとなし目な音でした。 ボーカルなどに ツヤが乗るともっと気持ちよく聴けそうです。 ノリは、 床を揺らすような低音と 伸びる高音のFXA7の方が 良いと思います。

FXA9は何を目的として作られたのか。 よく聴くと ボーカル・ギター・ベース・ドラム・ベドラなどの楽器それぞれが 実在感のある リアルな音で聞こえます。

一般的には 低音優位な音作りとなるでしょうけど、 一般的にモニターライクと言われる音では ベースやベドラが聞こえにくかったり、 スネアがペチペチした リアルな音ではなかったりします。 そういう意味で これこそ実用性重視のモニター向けの音作りではないでしょうか。

また、 長時間のリスニングや 大きめの音で聴いても疲れにくいです。 一見、 すごくイイ音だなと思うイヤホンは 長時間や大きい音では だんだんクドくなってきたり 疲れてしまいます。

ジャンルは やはりロックとの相性が良いです。 ボーカルものは ツヤや響きが欲しくなります。 付帯音や響きは演出されていないのでしょうね。 これもモニター向きです。 音源は それほどクオリティーが高くなくても アラが大きく出ずに聴けます。 逆に プリアンプをかましたり 下手にグレードアップすると 低音過多になる場合があります。 音源・環境によらず 一定以上のクオリティーで聴かせるイヤホンです。 他のイヤホンに変えてみると 他のイヤホンは 音が薄く 人工的な音に聞こえます。 他機種ではWestone3に近く、 それに低音の厚みを持たせた感じです。

僕的には イヤホンの完成形はWestone3ではないかと思っています。 後のイヤホンは それに付加価値をつけたモノで トータル的な音は Westone3を大きくは超えていないのではないでしょうか。

FXA9は かなり高価格であることを考えると、 普通に音楽を聴いて楽しむのならFXA7の方が 合っているかもしれません。

PENTAX KP, CARL ZIESS JENA DDR FLEKTOGON auto 2.4/35 MC

◆ CRADLE.

SONY α7RⅡ, KERN-MACRO-SWITAR 1.8/50 AR

SONY α7RⅡ, KERN-MACRO-SWITAR 1.8/50 AR

ハイレゾ音源は CDより良い音のものがあるので オーディオにつないで聞きたいと思っていたのですが、 アンプとの間にDACなどの機器をつなぐ必要があり、 PCとの相性なのか うまく認識されなかったり面倒で使っていませんでした。 PCからは RCAケーブルでつないだりしていました。

しかし、 新しいAKシリーズには AK Docking Stand (Cradle) が用意されており XLRバランスケーブル出力できます。 使用しているアンプには バランス入力があり、 余計な機器を使用せずつなげるため 購入してみました。 バランス出力というところが オーディオとの連携にも 本気を感じますね。

バランスケーブルは SAEC XR-3000にしました。

AK300シリーズは AK connectのアプリを使い スマホからコントロールできるので Cradleでの使用も生きてきます。 しかし、 1日に1−2回ほど アプリがAK300を認識しなくなります。 その場合、 アプリを入れなおすと認識しますが、 もっと安定させて欲しいところです。

AK300の音は 価格の割には いいと思いますが、 オーディオで聞くと 高音がややうるさく、 低音部が薄い感じがします。(ケーブルのエイジング不足の影響もあると思いますが)  AK380を 据え置き型のオーディオと考えると 常識はずれな価格ではありませんが、 同じ価格の据え置き型CDプレイヤーの方が 音はいいように思います。 利便性では勝ります。

 

◆ KINGSNAKE with BAGEND Cabi.

X-Pro2  XF 35mm F2

X-Pro2 XF 35mm F2

ギターアンプといえども つなげばギター以外の音も出ます。

KINGSNAKEは真空管を使った A級・AB級切り替え可能なアンプなので ギターだけに使うのはもったいない気がします。

現在は iPodがあるので 気軽につないで音楽を楽しめます。 しかし、 スピーカーは1つ(1系統) なので モノラル出力です。 ステレオからモノラルへの 変換プラグを使ってもいいのですが、 相性のせいかうまく音が出ませんでした。 iPodは モノラル出力に設定ができるので、 それで音を出しています。

それぞれの音楽に対して適切な設定は必要です。 KINGSNAKEは EQや音の調節幅があるので かなり対応できます。

真空管らしい 繊細な高音が出て、  ボーカルは生々しく もちろんギターも最高です。 逆にロックは モノラルのほうが ガツンと来ます。 しかし、 低い低音域は出ていません。 そのため 弾むような低音ではなく、 タイトな低音です。

そこで ベース用の BAGENDのキャビネットを つないでみると、 より低音が出るようになりました。 このキャビは ツイターが付いているので、 KINGSNAKEより高音も出ます。

かなり 上質なモニターライクな音になりました。

ベース用キャビを追加したことで ベースをつないでも 使えます。 これまでの ベースアンプより、 美音で 芯がはっきりし 弾いていて気持ちがいいです。 部屋で弾くには 上等です。 超低音は 出ていない感じなので ライブで使えるかは わかりませんが、 通常BASSをしぼることが多いので バンド編成によっては ベースもいけるかもしれません。

 

◆ Audio MIDI.

NIKON D810, Makro-Planar 100mm f2 ZF.2

NIKON D810, Makro-Planar 100mm f2 ZF.2

新しいMacBook Proにして USB-DACに接続して音が出ないためDACのメーカーに問い合わせたところ、 Macにも El Capitanでも正常な動作確認取れているとのことでした。

Appleでの相談を勧められたため、 Appleのサポートに問い合わせたところ、 iTunes自体で問題なく動作するか、 確かめる必要があり 一度OSごと入れ替えて 他の邪魔をしているデータがないか確かめる必要があるとのことでした。 OSごと入れ替えるのは Time capsuleでバックアップがとってあるとは言え 時間もかかり 不安もあるため、 後日再度連絡することとし 保留としました。

本体のスピーカーからは 音が出るので、 USBからの出力形式に問題があるのだろうと思ってはいたのですが、 システム環境のスピーカー出力には 外部機器などを選ぶ項目くらいしかありません。

ネットで調べていくと 音をよくするという記事に、 ユーティリティーの中に Audio MIDI設定より 出力形式を選択するとありました。 そこで Audio MIDI設定の項目で、 96kHzになっていたのを44.1kHzにすると 音がDACを通し外部スピーカーから出るようになりました。

ひとまず 一安心。 落ち着きました。 それで 音楽を流しながら  ベースの練習などをしていたため、 それができないと 不都合なんです。

Appleサポートの方も上級の方へ相談していただいたりもしましたがわからなかったようです。 専門ならそれくらいわかっても良いと思うのですが、 外部機器に関わることなので 無理なのかもしれません。

 

◆ オーディオコンピュータ.

NIKON D810, Makro-Planar 100mm f2 ZF.2

NIKON D810, Makro-Planar 100mm f2 ZF.2

スピーカーで聴くのに PCからUSB DACに接続していたのですが、 新しいMacBookでは うまく認識されず、 音が出ません。

オーディオ側も アップデイトできないと 使えなくなってしまいますね。

 

◆ Red Board.

OLYMPUS E-P5, M.ZUIKO ED 60mm f2.8 Macro

OLYMPUS E-P5, M.ZUIKO ED 60mm f2.8 Macro

1ヶ月くらい鳴らしていると スピーカーの慣らしも進んできて、 はじめの詰まった感じがなくなり 生き生きしてきました。

中低音が ややぼやつくので スピーカーボードを使ってみました。 小さいサイズは あまりないのですが、 fo.Qという赤いボードです。 小型システムには こういう色もいいですね。

音は すこし締まって 余分な付帯音が減りました。

このシステムは 十分いい音ですが、 低音が少しものたりない感じがします。 スピーカーの慣らしが もっと進むと良くなるかもしれません。

また、 自宅のMclntoshや真空管アンプで鳴らした 小型スピーカーと比べると 鮮度や迫力が違います。 やはり ATCのスピーカーは もっとハイパワーのアンプで 魅力が増しそうです。 ただ、 比べなければ 十分よいです。

サイズなど トータルバランスを考えると ちょうど良いかも。

◆ USB/HDMI Cable.

OLYMPUS E-P5, M.ZUIKO ED 60mm f2.8 Macro

OLYMPUS E-P5, M.ZUIKO ED 60mm f2.8 Macro

PCからアンプには、 何となく選んだOyaide d+ USB class B(3m)(きれいなグリーンです。)で繋いでいましたが、 SUPRA USB 2.0 Cable(2m)に変えてみました。

USB Cableは 短い方が、 ノイズや劣化が少なく いい事が多いようなので、 少し短めにしました。 SUPRAにすると、 解像度が高くなり 高音・低音とも伸びがよくなり 心地よい響き・広がりがでます。 中低音のポコポコするような響きがなくなりました。 気持ちよく ノレル音になります。 比べると USB Cableにも違いがありますね。

その後、 プレーヤー(レコーダー)からテレビへのHDMIケーブルも SUPRAにしました。 音質も同じ傾向によくなったと思いますが、 レコーダーのHDからの再生より、 Blue RayなどのDiscからの再生時、 画質が良くなるのも期待して。

◆ 変化するオカルト.

OLYMPUS E-P5, M.ZUIKO ED 60mm f2.8 Macro

OLYMPUS E-P5, M.ZUIKO ED 60mm f2.8 Macro

RCAケーブルは オルトフォンにしていましたが、 音は悪くないと思ったのですが 何かおもしろくなく スッキリしないので、 HGA SILVER DNAに また変えてみました。 以前の時は、 低音が出ず 高音がうるさかったのですが、 今回は、 解像度が上がり 中低音もでて うるささもありませんでした。 一番は スピード感が上がりました。

ケーブルのインプレなどには 低音が遅れるとか、 スピード感がどうとか、 書かれていましたが、 あまり気に留めていませんでした。

HGAにすると ドラムがモタっていたのが、 前ノリになったような、 かなりスピード感がでて ノリが良くなりました。 SILVERは 中低音は出にくいと思っていましたが、 これはしっかりでます。

スピーカーは ちゃんとしたスピーカースタンドで使うのが 音質的には良いと思いますが、 狭い部屋の場合 圧迫感がでて 大げさになるので、 使用していません。

ブックシェルフの小型のスピーカーは、 もともと中低音が出にくいため 床に置いた方が出ますしね。 しっかりした 多少重量のある密閉型だと 低音のボンつきもでにくいです。 さすがに直置きはきびしいので、 インシュレーターは使います。 低い位置なので 前部には高さのあるモノ2点で、 後部には 薄い金属プレートなど1点使用しています。

前部に 樹脂の三角錐型にしていましたが、 解像度を上げようと TIGLON TMX-4(マグネシウムとバーチ材のハイブリッド)にしました。 上下逆で金属を下しています。 高さが増したこともあると思いますが、 比べると少し締まって いい気がします。

◆ オカルト.

OLYMPUS E-P5, M.ZUIKO ED 60mm f2.8 Macro

OLYMPUS E-P5, M.ZUIKO ED 60mm f2.8 Macro

オーディオ関連の製品を使用しはじめる時、 いつもバーンイン・エイジングの問題につきあたります。 個人的には 音の変化はあると思います。

機器の暖まり具合、耳の慣れなどいろんな要素が 絡まり合っているので、 音の変化の所在をはっきりさせることは難しいのですが。

イヤフォンケーブルなどでは 幾度か急に音が変わるの経験したことがあります。 それは徐々にではなく 何かスイッチを切り替えたかのようにです。

それはさておき、 好みの音に近づけようと 早々にケーブル・機器を変えていると音はさだまりません。 何か手を加えたいけれど 音も変わるし、 悩ましい所です。

スピーカーがATC (SCM7 new)でもあり、 悪くなることはないであろう パワーアンブを 1台追加し、 左右モノラル出力にしました。 音の輪郭・実体感など上がった気がします。

スピーカーケーブルを AET PRIMARY F500にしました。 オルトフォンの太い4芯にしようと思っていたのですが、 店員の方の助言で変更しました。 ゾノトーンやカルダスなども 勧められましたが、 色が青いため 白いAETにしました。(色以外も もちろん考慮しました。)

F500はすでに製造中止になっているため、 安く買えました。 このケーブルは 高音に刺激感がなく、 中低音にボリュームがでるようです。 音をリアルに ハッキリ・クッキリ出す傾向ではなく、 少しゆるさもあり 音楽を楽しめると思います。 また、4芯なので バイワイヤリングにしています。

バイワイヤにすると このスピーカーケーブルの特徴と逆に 解像度が増し、 低音のふくらみが低下します。 この辺りが チューニングの醍醐味であり、 難しさですね。