投稿者「blueskyblur」のアーカイブ

◆ FORMEX ESSENCE.

SONY α7RⅡ, KERN-MACRO-SWITAR 1.8/50 AR

FORMEXはマイナーなメーカーで 知っている方は少ないでしょう。 

時計の価格が 非常識なほどに高価になっている現在では、 適切な価格のブランドです。 また、 いちばん気に入ったところは デザインが良いことです。 ケースサイズも39mmで好みです (43mmタイプもあります)。 ダイアルのブルーも 派手でもなく地味でもない絶妙な色です。 バンド調節もドライバーがついているので 自分でできます。

日本製で質が良いと言われている knotの時計の質感に似ていますが、 デザインは断然FORMEXが好きです。 実用として とても良い時計だと思います。

◆ 時計は回る.

α6500

少し小さめで ジャマにならず アクセサリー感覚でつけられる腕時計がいいなと思っていました。 しかし、 ついつい大きめのサイズの時計を選んでしまっていました。

新しいエクスプローラーI は36mm径でちょうど良いのですが、 簡単には購入できません。 倍の値段を出し 並行で手に入れることはできますがバカげています。 現行品を 定価よりかなり高い値段で買うことに抵抗を感じます。 需要と供給の関係もあると思いますが 色んな面でダマされている要素も感じます。 そのため この頃は定価やそれ以下で買える時計を購入しています。 

また、 ほとんど機械式の時計を買っており きちんとオーバーホールすると毎年かなりの金額になるため 逆にクオーツもいいのではと思えてきました。

色々検討した結果、 Grand Seiko SBGX261を購入しました。 37mm径で クオーツです。 一般的にこのモデルは 初めて買う高級時計のような位置付けのようです。 回り回ってこの時計になった感じです。

このサイズの選択肢が少ないのと クオリティはロレックスに肉薄しており、 ロレックスのようなタイプが欲しいなら GSが最適だと思います。 もちろんGS独自の良さもあります。

◆ DAMASKO.

iPhone 12 pro

暑くなってくると メタルブレスの時計が旬です。 しかし、 メタルブレスは 使用頻度が高いとドンドン傷がついていきます。

パッと見は それほどわかりませんが、 じっくり観察すると使用頻度の高い時計は 傷だらけです。 味が出て良い面もありますが、 傷がつきにくいタフで 仕事にも使えそうな時計を探しました。 その結果が DAMASKO DAJ37 Bでした。

DAMASKOを知っている方は少ないと思います。 Sinnに似ています。 ケース・ブレスの素材は アイス硬化ニッケルフリーステンレススチールで 今ある時計の中では 最も硬い素材ではないでしょうか(確認はしていません)。 その上、 100M防水・耐磁性・耐震性を備えています。 

素材の質感は マットなグレーです。 純チタンほどザラザラはしていません。 白ダイアルなので 仕事にも使えますが、 ややカジュアルです。 イヤミがないところがいいです。

サイズは 40mmでこのタイプの時計としては ちょうど良いです。 厚みはソコソコあります。 ETAキャリバーモデルは メタルブレスで30万以下で 価格はかなり抑えられていると思います。 いづれは もっと価格が上がりそうです。

それほど 期待していたわけではありませんでしたが、 ジワジワ愛着の湧く時計です。 そして 使えるシチュエーションも広いです。

◆ ROYAL MARINE CUSTOM.

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WMT WATCHにカスタムオーダーしていた時計ができました。

見ての通りですが、 ダイアルはトロピカル、 ベゼルはブラック/ローズゴールドです。 SEA DIVERより高級そうに見えます。 ベゼルの形状のためかもしれません。 

本国ホームページでの購入の場合、 手首サイズに合わせてメタルブレスが購入でき 簡単な調節で済むので ベルトの駒を外す必要はありません。

日本の正規販売店では サイズ調整してくれなく、 修理もおそらく本国送りだと思うので、 オーダーもできる本国ホームページで購入した方が楽しく 価格も安いのではないでしょうか。 しかし、 日本のみの仕様もあるようです。 

◆ 時計バンド調整.

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アンティークROLEXは オリジナルのリベットブレスは なるべく消耗させたくないので 純正でない3連ブレスを買ってあります。 今のご時世 時計もアルコール消毒できるよう 仕事の時計は金属ブレスにしています。

WMTの時計にはNATOストラップが付いていたのですが、 別に金属ブレスを買いました。 しかし、 WMT WATCHではバンド調整はしてくれません。 調整をしなければいけないバンドがいくつかあるので、 自分でできないかと 時計のメンテナンスセットを買いました。 

バンドの調節方法は 何種類かあります。 主にピン式とネジ式です。 ROLEX用のバンドはピン式で ピンを抜いて調節しました。 WMTの3連ブレスは ネジ式でした。 片方が固定されたネジ式は ネジを回して抜くだけなのですが、 WMTのは 両ねじ式で両側固定されていないので、  一方を固定して もう片方を回さないと取れません。 これが難しく 通常の時計メンテナンスセットでは調整できなかったため、 結局時計屋さんでお願いすることになりました。

しかし、 1軒目・2軒目では できないと断れました。 3軒目の百貨店の中の時計屋さんで やっと調整してもらうことができました。 

さらに このバンド、 内側にピンを抜く方向を示す矢印が刻印されています。 通常は、 ピン式にあるもので ネジ式にはないのですが これも迷わす原因です。 バンド調節をしようと思ってから数分YouTubeを見ただけの経験ですが、 よく見ると ネジ溝があるのは 一部だけだったり、 ネジ棒が入っている両端が同じ幅で少し出っ張っていたり(打ち込んだ具合で多少入れる深さが変わります。)と ネジ式だと予測はできます。 

事実、 2軒目の時計屋さんの 老舗時計屋さんのおじいさん店主は、 これはピン式だが 側面に細い金属板があるため曲がる可能性があり ここではできないと、 大間違いの指摘で断られました。 はっきりいって 何十年もやってきて わからないのかと思いましたが 年齢が年齢なので そのまま引き下がりました。

また、 1軒目は正規でROLEXなども扱っていてしっかりしていると思ったのですが、 両ネジ式バンドの調整はしたことがなく 折れる可能性があるためできないと言われました。 時計のプロがやって、 部品が 折れるなど通常あり得ないと思いますが、 断る理由として 脅しをかけたのでしょう。

時計屋では バンド調節は 利益が低く・リスクが高いため やりたがらないような印象を受けました。 また、 WMTは 高い時計ではないため 適当にあしらわれたのかもしれません。

結果的に調整してくれるお店があってよかったですが、 両ネジ式のバンドのみ購入する場合には 近くに調整してくれるところがあるかチエックが必要ですね。 

◆ WMT WATCH.

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WMT WATCHは 香港のロレックスヴィンテージ風ウォッチのブランドです。 中心は5万円前後の価格で モノホンと比較するとオモチャを買うような感覚です。  

操作感覚は かなり安っぽいですが、 時計としては 実用的に問題ない精度です。 形・見た目は かなり忠実です。 また、 ヴィンテージといっているように 経年変化をわざとつける仕様が売りです。 ギターなどでは すでに定番となっているレリックのようなものですね。

物欲は恐ろしく、 いくらイイモノを買っても また次のモノが欲しくなります。 しかし、 高価な時計をエンドレスに買うことはできません。 

WMTの時計なら ハードルが低く買いやすく 価格の割に満足度が高いです。 もちろん こういう時計をバカにする人もいるでしょう。 でも 自分が満足できればいいのです。 

それで気づいたことがあります。 ROLEXは 金銭的価値・希少性・ブランド性などが魅力だと思っていましたが、 WMTで満足を得られるということは そうではなかったのです。

フォルム・デザイン自体も好きだったようです。 50年代のバブルバックから引き継いだ プクっとしたフォルムや ケースからバンドへのスムースな流れなど。 これは 巨大化した現行品ではなくなりつつある魅力です。

本国に直接なら セミオーダーができ 文字盤・針・汚しの有無など選びオーダーできます。 僕も正月休みにオーダーして 現在できるのを待っているところです。 本国オーダー品は 日本の代理店では メンテナンス・修理はしてくれないので注意が必要です。

◆ 仕事の時計.

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資産価値を考え購入した時計は、 休日の食事や 買い物に使うにはいいですが、 ガンガン気にせず使うには躊躇します。 また、 ブラックダイアルのダイビング系が好きなので 仕事には使いにくいです。

それなので、 資産価値など考えず 一番はめている時間の長い 仕事で使える時計も欲しくなるのです。 

実際は、 現在コロナもあり腕時計は仕事では使ってなく、 目の前に電波の置き時計があるので 不便はありません。 そして、 時計をはめないと 快適でもあることに気づきました。 しかし、 時計マイブームのため モチベーション面で つけたいのです。

条件としては、 ホワイト系ダイアル・小さく軽い・メタルで消毒できることです。

ROLEXなど如何にも高価そうな時計は 仕事では使いにくいです。 グランドセイコーは最適だと思いますが あまりトキメかないです。

かなり考え・検索しましたが、 仕事時計は 結局欲しくなるモノがなく、 あえてとなると ROLEX DATEJUSTか と思っていました。 が ROLEXはコロナの影響もあり 玉数がかなり少なく 特に人気のないモデルしか手に入りにくいです。 ダイヤ入りや コンビは 仕事では使いません(あまり欲しくないし・・)。

ショッピングモールに行ったついでにも時計を見ましたが 気に入るモノはありませんでした。 帰り際 そばに高級ブランド時計を扱うお店があったので 急遽入ってみました。

ROLEXもある程度ありましたが、 ほとんどコンビで ステンのシンプルなのは 1本だけでした。他のお客さんもいたので 他も回ってみました。 

それまでほぼノーマークだったカルティエがありました。 タンクや パシャのイメージくらいしかなかったですが、 他にも色々種類がありました。 カルティエの時計は、 上品で 質が良く 色気があり 昔からの高級時計の雰囲気もあります。 その中で、 目に止まったのが 小さめの『クレ ドゥ』でした。 ケースサイズは35mmのユニセックスサイズでした。(31mm・40mmもラインナップされています。) バンド幅も16mmとアンティークサイズです。 こういうのが 欲しかったのです。 円形で 少しラウンドした風防 立体感のあるデザインが 好みです。 

そんなわけで 思いがけず仕事時計が決まりました。 明日からの仕事 がんばれそうです。

◆ さらなる普段づかいの時計.

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さらなる普段づかいの時計として SEIKO SBDC029を選びました。 

SEIKOの時計は コストパフォーマンスは高いのですが、 全般的にサイズが僕には大きすぎます。 また、 リーズナブルなモノは ステンレスがチープなのと ミョーにキラキラするところがあるのもチープです。

そんな中で これを選んだいちばんの理由は、 チタンだからです。 多くのチタンは、 くすんだ茶がかったネズミ色ですが、 高品質のステンに近いです。 少しだけある鏡面部分も キラキラ感が抑えられています。 デザインも機能重視で 無駄がないのがいいです。 

サイズは 43mmオーバーと シードウェラーと同等の大きさですが、 チタンのため軽量なのと、 ダイビングウォッチなので 視認性を確保する意味でこの大きさは正当化されます。

ベルトもチタンですが、 日常づかいでは おっさん感があるので、 NATOベルトに交換しました。 ちなみに ラバーベルトも付属しているので それでも良いかと思いますが こちらはなにか仕事感がします。 

NATOベルトは NATO Tropic G10にしています。 ナイロンですが 編んだような質感で テカらないのがいいです。

SEIKO SBDC029は 実質7万円台です。 思っていたよりも かなり満足度が高かったです。 飽きずに 長く使えそうです。

しかし、 このモデルは まだ売っていますが、 後継が出ているので ディスコンだと思います。 後継機は 価格が17マンくらいなのと デザインも路線が少し違う感じです。 

もう一つあってもいいかな。

来年は 良い年になりますよう。