WMT WATCHは 香港のロレックスヴィンテージ風ウォッチのブランドです。 中心は5万円前後の価格で モノホンと比較するとオモチャを買うような感覚です。
操作感覚は かなり安っぽいですが、 時計としては 実用的に問題ない精度です。 形・見た目は かなり忠実です。 また、 ヴィンテージといっているように 経年変化をわざとつける仕様が売りです。 ギターなどでは すでに定番となっているレリックのようなものですね。
物欲は恐ろしく、 いくらイイモノを買っても また次のモノが欲しくなります。 しかし、 高価な時計をエンドレスに買うことはできません。
WMTの時計なら ハードルが低く買いやすく 価格の割に満足度が高いです。 もちろん こういう時計をバカにする人もいるでしょう。 でも 自分が満足できればいいのです。
それで気づいたことがあります。 ROLEXは 金銭的価値・希少性・ブランド性などが魅力だと思っていましたが、 WMTで満足を得られるということは そうではなかったのです。
フォルム・デザイン自体も好きだったようです。 50年代のバブルバックから引き継いだ プクっとしたフォルムや ケースからバンドへのスムースな流れなど。 これは 巨大化した現行品ではなくなりつつある魅力です。
本国に直接なら セミオーダーができ 文字盤・針・汚しの有無など選びオーダーできます。 僕も正月休みにオーダーして 現在できるのを待っているところです。 本国オーダー品は 日本の代理店では メンテナンス・修理はしてくれないので注意が必要です。