ここのところ フルアコ・セミアコにハマっています。 全般的に ボディーが大きいため 持った時の 見た目のバランスが 難しいですね。 定番のGibson ES-335は 似合わない気がして 避けてきました。
Gibson, Fenderを一通りして、 次はというとGretschでしょうか。 Gretschは頭の片隅にはありましたが、 とても弾きにくそう・使いにくそうなイメージが強かったので これまでは気に留めていませんでした。
ちょうど、 近くの楽器屋さんに tennesseanが出ていたので見に行きました。 63年製、 67年製があり 弾かせてもらいました。 パッと見 ほぼ同じですが、 ビミョーに イロイロ違いがあります。
音は 見ため以上に違いがあります。 ヴィンテージは個体差も大きいですが、 他の個体との違いも考えても ある程度良い状態なら傾向は言えると思います。
63‘の方が アコースティックギター寄りで、 67’はソリッドギター寄りでした。 63‘の方がボディーの容積が少し大きいことも要因と思われます。
63‘は 響が豊かで 低い低音が出ます。 音が太く 高音はややマイルドで、 アルペジオや 単音が美しいです。 67’は それより低音がスッキリし 高音もやや強めで 軽く軽快なため、 リフを刻んだりが 気持ちいいです。 ロックには 67‘の方が 使いやすいのではないでしょうか。
ハイフレットは構造上弾きにくい(弾けない)ですが、 他の演奏性は良く、 思っていたより かなり弾きやすいです。 指板がフラット傾向のためか バーコードフォームで 3弦が 少し押さえにくい感じはあります。
自宅で 弾くにも、 適度な音の太さ・存在感があり、 満足感に浸りながら 音に酔えます。