Mマウントレンズを いろいろ見ていると なんとなくR-D1sを使ってみたくなりました。 どんどん高画素化している現在、 Mマウントレンズを使用できるデジカメの元祖はどんなものだったのかと。
レンズは シルバーのZeiss Biogon 2.8/28 ZMにしました。 このレンズは 古い設計のため やわらかく 開放ではどこにピントがあっているかわからないような描写です。 開放では周辺減光も結構あります。
600万画素のR-D1sはどうかというと A3プリントくらいはいけるので 普通の写真展も可能ですし、 趣味では画素的に問題ありません。 色は CCDのためが 最近のデジカメとは違います。 ピクチャーエフェクトのレトロのような色が出ます。 特に このBiogonと相まって、 よく言われているようにネガフィルムのような感じです。 R-D1sにしか出せない色があるように思います。
Mマウントレンズ使用の元祖デジカメは 今では全く使い物にならないかもと思っていましたが、 逆に現在のカメラの進化した部分は 本質ではない部分だと感じました。 R-D1は これで完成されていますね。
このカメラは 新品購入してから 実際数回しか使用していないので まだまだ これから出番が増えそうです。
デジカメが試行錯誤している時期の機種のため、 巻き上げレバーを巻かなければ撮れないとか 表示が針だったり今となっては 唯一無二の仕様ですが、 機械感がありとてもカッコイイです。
古い機種のため 純正のバッテリーはディスコンですし(代用品のNP-80はまだ手に入ります。)、 2GBまでのSDしか使えませんので注意が必要です。