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◆ ブロック ブロック.

Leica M9, Summitar 5cm f2 

Leica M9, Summitar 5cm f2

カラフルな ドリンクケースは 生活アートですね。

古いレンズですが summitarも描写に不満はありません。 50年くらい前のレンズで 通常使用するには問題ない写りですから 新製品を買う意味があるのかと言う事になりますが。

良く写るレンズより 惹き付けられるレンズを作ってほしいですね。 (言うのは簡単です。)

◆ 青い風景.

Leica M9, Summilux 35mm f1.4  ASPH.

Leica M9, Summilux 35mm f1.4 ASPH.

おだやかな天気 おだやかな海

うかぶ雲  うかぶ船

空とぶ鳥

イライラさせるものは何もない風景.

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港の市場にある 回転ずしにいきました。 チェーン店とは違い ネタが新鮮で本格的でした。

システムが古く 基本的には 回って来たスシを取るカンジでした。 見た目もあまり考えられていないのか、 真っ青なプラスチックの皿に 真っ赤な細切れのマグロが山盛りのっていたり、 なんともシュールな 現代アート的な見た目のモノもありました。 (これはこれで おもしろいですが 食欲がおちます。)

たまには 個人経営の こんな個性的な店も 良かったです。

◆ 3.11

Leica M9, Summilux 35mm f1.4  ASPH.

Leica M9, Summilux 35mm f1.4 ASPH.

昨年のこの時期に 宮城を訪れました。

現地に実際いくと、 どんより重く ヒリヒリするような感覚があります。

人類史上においても 特殊な混合災害でした。

私たちにできることは 過ちを繰り返さないことですね。

人間に 自然を思い通りにコントロールすることなどできませんが。

 

(この倒れた建物は 被害の大きさを伝えるため 残してあると言われていました。 被災地の写真は あまり公開する気になれませんが、 現実を忘れないためにも あえて出しました。)

◆ いっしょに 歩いて.

Leica M9, Summilux 35mm f1.4  ASPH.(トリミング)

Leica M9, Summilux 35mm f1.4 ASPH.(トリミング)

いつまで いっしょに 歩いてゆけるだろう。

おいて行かれるのは いやだから 長くいっしょにいられるように。

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きょうは Alden  MILITARY BOOTS (cordovan) を手に入れました。 靴では これまでで最も高価なモノですが、 長く愛着をもって いっしょに歩いていけるように。

 

誕生日には いい買い物だと思いませんか。

 

ついでに 革靴を5足も磨いたら ちょっと疲れました。 靴磨きは、クリームを塗って  最後に磨くと 段々と光ってくるのが 好きです。

 

◆ information data.

LEICA M9 , Voigtlaender HELIAR classic 75mm F1.8

LEICA M9 , Voigtlaender HELIAR classic 75mm F1.8

最近は、 音楽もハイレゾなどCDの音質を超えるものが いろいろ出てきています。 情報量からみればハイレゾよりレコードの方が 情報量は多いです(ノイズや回転ムラなどのデメリットもありますが)。 CDがでた当時はレコードなどより音質が良いという触れ込みでしたが、実際はレコードの方が総合的にはいい音な気がします。

写真もいっしょで、 デジタルは高画質になってきましたが、 フィルムに及ばない部分もあるのでしょう。

フィルムの時代に、 雑誌の写真をみて綺麗さや鮮やかさで ハッとしたことが多々あったのですが、 デジタル時代になってそういうことがなくなってきました。 眼が老化したことによる可能性は否定できませんが。

この2−30年は、 利便性は良くなり恩恵も多々ありますが、 質は低下していたのかもしれません。

◆ 障子の向こう. ~ short story ~

LEICA M9,  SUMMILUX 35mm ASPH.

LEICA M9, SUMMILUX 35mm ASPH.

ふと、 目が覚めた。 いつのまにか 畳の上で寝ていたようだ。 蒸し暑く 生ぬるい空気がよどんでいる。 もう 薄暗い。 いったい何時だろう。 携帯で確かめようとするが 反応がない。 少しイラつきながらボタンを押していると ボーッと 画像がうかんできた。

獅子舞を舞っている子供 のようだ。 こんな画像保存した記憶ないぞ。 気持ち悪いな。 時間を見るのはあきらめ 携帯をポケットにしまい込む。

外を見ると 見慣れない風景が映る。 どこだ ここは。 外に出てみようかと思ったが、 本能がそれを拒否する。 重いからだを 起こし廊下へ出た。

LEICA M9, SUMMILUX 35mm ASPH.

LEICA M9, SUMMILUX 35mm ASPH.

歩いて行くと、 子供が歌っているような声が聞こえる。 足音がしないよう そっと近づく。

獅子舞を舞っている子供が 歌っている。

LEICA M9, Summilus 35mm ASPH.

LEICA M9, Summilus 35mm ASPH.

♪♪ 今日は お殿様の誕生日。 めでたい めでたい 特別な日。 捕らえ物が降ってくる。 捕らえ物を持ってこい。 早く捕まえ 連れてこい。 きざんで 焼いて 楽しみだ。 骨の髄まで 吸い尽くす ♪♪

捕らえ物って もしかして オレのことか。 ヤバい 早く逃げなくちゃ。

ガタッ、あせって障子に腕が当たってしまった。

『 いたぞ、 捕まえろ。 槍で串刺しにして 連れてこい。 』

LEICA M9, SUMMILUX 35mm ASPH.

LEICA M9, SUMMILUX 35mm ASPH.

出口を探し 必死に逃げるが 足がもつれた。 見ると 足首を子供がつかんでいる。 つかんでいる手は 異様に冷たい。 足をバタつかせるが まったく外れない。

槍を持った 子供が 近づいてくる。 や やめろー。    サクッ ・ ・ ・ ・ 。

 

 

ハッ、 眩しい光に クラっとする。     『夢』 か。

Nikon D3, Nikon Ai AF Zoom-Nikkor 24-85mm F2.8-4D IF

Nikon D3, Nikon Ai AF Zoom-Nikkor 24-85mm F2.8-4D IF

そうだ、 泳ぎ疲れて 浜辺で横になっていたんだ。 額の汗をぬぐい安堵の ため息をつく。

しばらく 波の音を聞きながら 青い空を ボーッと見つめていた。

そうだ 彼女から メールがくるはずだった。 我に返り 携帯を取り出し メールをチェックする。

 

 

 

 

 

獅子舞 携帯

 

◆ 原爆の日.

LEICA M9, NOKTON classic 40mm f1.4

LEICA M9, NOKTON classic 40mm f1.4

今日は、 原爆の日です。 高校まで広島で過ごしたので原爆について 少し多く接してきたと思います。

当時 祖父は広島で商売をしており、 現在の平和記念公園がある場所に店舗を構えていました。 原爆で跡形もなくなりましたが、原爆投下の2−3週間前に疎開しており助かりました。

今でも学校のグラウンドなど 工事で掘り返すと人骨や ぐにゃりと曲がった瓶などがしばしばでるそうです。 投下から半世紀以上たちますが、 原爆の痕跡は今でも残っています。

被爆者も戦争体験者も少なくなり 日本の多くのヒトにとっては、 戦争はバーチャルの世界のこととなってきています。 戦争というゲームを躊躇なくスタートさせてしまうのではないか危惧されます。

戦争に限らず、 怖さや悲惨さ・不幸を回避していかなくてはなりません。

子供の頃、 原爆資料館をみて 戦争・原爆の悲惨さを強く感じました。 修学旅行で多くの学生さんが訪れていますが、 とても意味のあることだと思います。

過去の経験を知り 今後に生かす必要がありますが、 原爆の日でも年々、 原爆記念式典の放送や原爆関連の番組は減ってきていますね。 これも目先の利益にはならないからでしょう。

これから必要なのは、 利益とは切り離して、 意味のある事をする ということではないでしょうか。 しかし、それには 我慢と犠牲が伴います。

果たして、 僕たちに できるでしょうか?

 

写真は 文章とはまったく関係ありません。 戦争の映像・写真といえば kodachromeのイメージがありますので、それらしいものを。

なんだか 疲れてきたので 『 妄想のハワイ 』でも聞きながら、 迷想しよう。

◆ 水の底.

LEICA M9, Summilux 35mm f1.4 ASPH.

LEICA M9, Summilux 35mm f1.4 ASPH.

山の中を 迷ってしまったようだ。 もう 丸一日はさまよっている。 食べ物も 水も残り少ない。

そうしているうち 目の前がひらけ 沼にでた。 蒸し暑く 服が肌にまとわりついている。 水浴びでもするか。 鳥の鳴き声さえ聞こえない静寂が広がる。 すぐ脇に古い布の塊のようなものがあったが、気にも留めず 服を脱ぎ捨て 一気に バッシャーンと沼に飛び込んだ。 この真夏でも水は思いのほか冷たい。 長く入っていると凍えそうだ。 1メートルも先にいくと 足は届かない。

立ち泳ぎのように 手足をバタバタさせて 真ん中の方へ移動していく。 ヌルッ 足に何かふれた。 水草も 多く生えているのだろう。 沼の真ん中に 仰向けに浮かんで空を見上げた。 風も音もなく浮遊している。 何だか時間・空間・存在さえ感じなくなってくる。

すると 今度は背中に ヌルッとした感覚が。 水草ぢゃなく 魚だろうか。 少し気持ち悪くなり 水面から水の中を見てみる。 よく見ると 墨汁に灰を混ぜたような水で 中の方はよく見えない。

そろそろ上がるか。 岸の方を向くと 少し先の 黒く沈んだ水の奥に 二つの丸く 金色にギラギラ光る ものを見た。

一瞬 沼がざわついたが また元の 音も風もない 空間に戻った。

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NHKで深海ザメの番組をしていました。 深海の生物は 特殊な環境の影響か、 または普段目にせず見慣れないためか 奇妙な形のものが多く 興味をそそられます。

中には 愛嬌があるサメもいますが、 ほとんどは恐いです。 映像は実際泳いでいるもので、 カメラに喰い付いてきたりしており、 あるサメの場合 襲われると動けなくなるほどの 恐いツラしてました。 僕の中では、 テレビの中で恐いランキング1位でした。 再放送があれば また見てみたい。