エレキギターを弾いていると アコースティックギターも弾きたくなってきます。 アコースティックは これも学生時代に買ったYAMAHAと、 Martinのトラベルギターがありますが、 YAMAHAは現在貸し出し中で 手元にはありません。 YAMAHAのアコースティックは 5万円くらいだったと思いますが、 記憶ではGibson J-45に近い感じで 低音もよく出ていいギターです。
でも 手元にないので いいのがないか探してみました。 王道は やはり MartinとGibsonですね。 モデルにより違いますが、 大まかに Martinは 高音寄りで 繊細で綺麗な感じ、 Gibsonは 低音が出て しっかりした感じ な傾向です。
今の気分的には Gibsonです。 ブルース・ロックに Martinの音は 綺麗すぎに聞こえます。 クラプトンは Martinですが、 それほどギター自体に興味がない時から その綺麗な高音に少し違和感を感じたものでした。
Gibsonがいいと言っても 多くのモデルがありますし、 最新モノからヴィンテージもあり、 ヴィンテージは 年代・個体により さまざまで、 どれが良いか本当に迷います。
YouTubeなども参考に見ていると、 ヴィンテージの方か鳴りがよく 弾いていて気持ちよさそうでした。
ヴィンテージは 実際に見て・弾いてみないことにはわからないので、 行きつけのヴィンテージを扱っている楽器店に行きました。 個人経営のお店なので 楽器の数はそれほど多くはないため、 楽器との巡り合わせというのもあるのでしょう。
めぼしいギターを 何本か弾かせてもらい、 1番しっくりくる・長く弾いていたい Gibson LG-1にしました。
セッティングはラフで 弦も張られて時間が経っているため、 理論的に選んでも 上手くいかないこともあります。 今回選ばなかったギターの中には より広い音域が出て、 芳醇で 良い音だなーと思うものもありました。 店主もLG-1は どちらかと言うと鳴りは それほど良くなく、 個性的な音なので 2本目にはいいと言っていました。
確かに LG−1は 廉価モデルで、 構造が 鳴りのより良いXブレーシングではなく コストが抑えられるラダーブレーシングです。 データや理論的に考えると もっと上位グレードのモノが良いことになりますが、 感覚的にイイ これにしました。。
そこに LG-1は2本あり ほぼ同じ年代の 同じ仕様とのことでしたが、 重量やネックの太さ、 木目など 違いがありました。 他方のほうが 全体的な程度は良く、 低音寄りの音でした。 選んだ方が 枯れた 乾いた音でした。 スペックだけでは やはりわからないものです。
調整してからの引き渡しになるので、 2−3時間後取りに行きました。 店主曰く 『調整したら すごく鳴りが良くなり 化けました 』 と。 ちょうど 店主の音楽仲間の方も来ており このギターは音がいいとおっしゃったとのこと。 (いつもこんな風に言うわけではないので、 セールストークではないと思うのですが・・・)
弾いてみると 良く鳴り より気持ちよくなってました。 とても 満足です。 が、 Martinも気になりだすの・で・し・た。