◆ レンズは顔.

X-M1, C Biogon 4.5/21 ZM

X-M1, C Biogon 4.5/21 ZM

そっと 誰かを見ている あなたを 誰かが見てる。

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FUJIFILMのデジカメの色は フィルムのようで好きです。 特にPRO Neg. Hi(フィルムシュミレーション)が気に入っています。コンデジでPRO Negが付いているモノはないかと探しましたが、コンデジにはついていないようです。

C Biogon 4.5/21 ZMは、大分前に購入しましたが、 フルサイズでは周辺減光が大きすぎるためあまり使用していません。  X-Pro1でC Biogonを使用すると良い感じに撮れます。 Pro1は ちょっと持ち出すには少し大きく感じてしまいます。 このレンズを生かし PRO Neg.Hiで お盆休みにスナップでも撮ってやろうと X-M1を買いに行きました。

お店に行き 他のものもウロウロ物色した後 X-M1のカタログを見てみると、 PRO Negがついてない! X20には設定があったので X-M1にもあると思っていました。 目的のものがついてないのならPro1もあるし、買うのやめるかと思いましたが、 そのまま手ぶらで帰る気にならず またウロウロ。 GRも気になっていたのでさわってみました。  スナップにはGRに勝るものはないと思いますが、 GXRの撮って出しの色が好みでないので 今回はスルー。

気づけば なじみの店員さんがそばにいたので 反応的に手がX-M1を指差し、 これのブラック在庫ありますか? と僕の口が言っていました。

早速、駐車場の車の中で 家から持って来た充電されたバッテリーとメモリー、 C Biogon 21mmをつけいじくり回していましたが、 フォーカスアシストの拡大表示ができない。 そうなると PRO Negも マニュアルレンズもまともに使えない? 買った意味ないじゃん。 せめてダブルレンズキットでよかった。

家に帰り、説明書を見るとフォーカス設定をMFにすると拡大表示できると書いてありました。 純正の電子接点の付いているマウントアダプターを介しているのに、AFとMFの設定変更は手動のようです。 できたので問題はないですが。

PRO Negではなくても、フィルムのような良い色でているので よかった。

Fujiのこのシリーズは 写りがとても良いと思いますが、 好みからすると デフォルトだとノイズリダクションが強い気がします。 そのせいかはっきりはわかりませんが、立体感はあるのですが、 飛び出る絵本のような感じで 微小な階調が犠牲になっているような。 NR-2にしています。

お盆に良い写真が撮れるといいな。

x-m1

C Biogon 4.5/21 ZMは、 持っているレンズの中で一番カッコイイと思います。 直径と長さのバランス・文字の入り具合・金属製の角形レンズフードなど。 これをつけるとどのカメラも かっこよさ倍増です。

 

 

◆ 太陽とメロンソーダ.

OLYMPUS PEN E-P5, M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm f2.8 Macro

OLYMPUS PEN E-P5, M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm f2.8 Macro

真っ黒な影を伴う 強烈な日射しに我慢できず 立ち止まる。 周りの空気の流れが止まり、肌の灼熱感が増す。

空には 未来を予想するかのような 雲が襲ってくる。

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目的をもって空をみることはあまりなく。 今は 写真を撮る時に 気にする程度です。

中学の頃、部活でグラウンドを走りまわっていました。 夏休みの部活は 炎天下のもとでしたので とても辛かったです。 雲の動きを見ては もう少しすると太陽が隠れる もう少したくさん雲がでてくれ などと切実に思っていました。 練習中は水を飲んではダメでしたので、 空を見ながら このままメロンソーダを飲めずに 死ねるかと思っておりました。

◆ 手をのばして.

Nikon D4,  Carl Zeiss Makro Planar T* 2/100 ZF.2

Nikon D4, Carl Zeiss Makro Planar T* 2/100 ZF.2

手を伸ばしてでも 手に入れたいもの つかまえたいもの。

その前に 支払いを。

でも、ほしいものは お金では買えないもの。

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仕事が忙しいのは とてもありがたいことです。 でも、忙しすぎると少しdepression気味になりますね。 運動するのが 一番スッキリします。 今は 夏風邪気味なので運動もできず。

趣味は 実用とは真反対にあります。 実用性と かけ離れるほど 趣味性は高まります。 カメラやレンズも 周りからは いくつかあれば十分で、何十個も必要ないのにと言われます。やはり無駄なことなのでしょうか。

趣味は、 精神安定のためと エンターテインメントと同じように楽しむためのものだと思います。

以前は、絵を描いたり・楽器を演奏したり 結果が残ったり 技術が向上するものはいいけど、ゲームなど生産性のないものは 無駄なものと思っていました。 しかし、いずれは地球も太陽に飲み込まれ何もなくなってしまうようですし(何億年も先ですが)、最近は楽しんだもの勝ちだと思うようになりました。 もちろん 他に支障がでない程度に。

◆ 水の底.

LEICA M9, Summilux 35mm f1.4 ASPH.

LEICA M9, Summilux 35mm f1.4 ASPH.

山の中を 迷ってしまったようだ。 もう 丸一日はさまよっている。 食べ物も 水も残り少ない。

そうしているうち 目の前がひらけ 沼にでた。 蒸し暑く 服が肌にまとわりついている。 水浴びでもするか。 鳥の鳴き声さえ聞こえない静寂が広がる。 すぐ脇に古い布の塊のようなものがあったが、気にも留めず 服を脱ぎ捨て 一気に バッシャーンと沼に飛び込んだ。 この真夏でも水は思いのほか冷たい。 長く入っていると凍えそうだ。 1メートルも先にいくと 足は届かない。

立ち泳ぎのように 手足をバタバタさせて 真ん中の方へ移動していく。 ヌルッ 足に何かふれた。 水草も 多く生えているのだろう。 沼の真ん中に 仰向けに浮かんで空を見上げた。 風も音もなく浮遊している。 何だか時間・空間・存在さえ感じなくなってくる。

すると 今度は背中に ヌルッとした感覚が。 水草ぢゃなく 魚だろうか。 少し気持ち悪くなり 水面から水の中を見てみる。 よく見ると 墨汁に灰を混ぜたような水で 中の方はよく見えない。

そろそろ上がるか。 岸の方を向くと 少し先の 黒く沈んだ水の奥に 二つの丸く 金色にギラギラ光る ものを見た。

一瞬 沼がざわついたが また元の 音も風もない 空間に戻った。

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NHKで深海ザメの番組をしていました。 深海の生物は 特殊な環境の影響か、 または普段目にせず見慣れないためか 奇妙な形のものが多く 興味をそそられます。

中には 愛嬌があるサメもいますが、 ほとんどは恐いです。 映像は実際泳いでいるもので、 カメラに喰い付いてきたりしており、 あるサメの場合 襲われると動けなくなるほどの 恐いツラしてました。 僕の中では、 テレビの中で恐いランキング1位でした。 再放送があれば また見てみたい。

◆ 機能と デザイン.

Nikon D4,  Carl Zeiss Makro Planar T* 2/100 ZF.2

Nikon D4, Carl Zeiss Makro Planar T* 2/100 ZF.2

スパイダー:『 コレからが、 至福の時。 』

獲物:『 コレからが ・・・・ 』

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この スパイダー君は、 チョッパーバイクを 思わせるような イカしたデザインですね。

一昔前までは、 道具を使うのは人間だけと言われていたような気がしますが、 蜘蛛の糸は道具には入らないのでしょうか。 鳥が木の枝を集めて作る巣も一種の道具のようですが。

それぞれに生きるための能力があり おもしろいですね。

ヒトの主な能力は やはり知能でしょうか。 とすると一般的に人間の持つ知能に欠陥があると、致命的と言うことになります。 それが察知できるかどうかも能力ですね。

◆ 現代の巨大アート.

SONY α77,Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA

SONY α77,Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA

モノ や 物事の真実を 見極められているだろうか。

その他の付属品や 真実をねじ曲げることによる利益 に惑わされていないだろうか。

それを 利用するにしろ、 利用されるにしろ 見極めることで リスクは減少させられる。

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この橋は ローマ時代の水道橋を思い起こさせますね。

まっすぐな直線と 優雅な曲線。 とても美しいです。

こういう建築物は デザインより機能が優先されるのでしょうから、 強度をあげるなどの結果このようになったのでしょうね。

近くで見ると 相当大きく 迫力があります。

何かで展示してあったり 美術館にある作品は 当然素晴らしいものだと思いますが、 日常にあるもので 特別な観賞用ではなくても この橋みたいに、アート作品のようにすばらしいものが結構ありますね。

それに気付き 見極められる人でいたいです。

ダムマニアの方も 同じ感覚なのでしょうね。

SONY α77,Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA

SONY α77,Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA

SONY α77,Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA

SONY α77,Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA

 

◆ 夕日に沈む.

SONY α77,Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA

SONY α77,Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA

あなたは どんな顔をしているの ?

夕日に沈んで わからない。  夕日が沈むと 存在さえ 消えてしまうでしょう。

あなたは どんな人 ?

どんな人だとしても、 夕日が沈むと 消えてしまうでしょう。

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シャガールの絵は 何度か見たことありますが、 ほんわかした ヘタウマな絵という印象でした。(いろんな人に怒られそうですが)

今月の月刊誌でシャガールの特集をしており、見てみましたが いろんなこれまで僕が知らないような絵も多くあるようです。 それは おとぎ話や童話に 狂気と凄味を加えたような、さらに 空間のゆがみと 鮮烈な色彩を加えたような なんかすごいものが沢山ありました。

◆ ホッ.

SONY α77,Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA

SONY α77,Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA

写真を撮り終え シートに座るとき。 ホッとする時。

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最近は、車にもLEDがいろんなところに使われています。

ヘッドライトに使われているものは カッコイイものも多いと思います。

他には、室内灯にもLEDが使われています。 内装やメーター類は暖色系なのに、白々としたLEDの室内灯は好きじゃありません。 おしゃれなcafeに 光々と蛍光灯が点いている感じなので。 LEDが使われ始めのためかもしれませんが、電球色のものもでてきているので、変更できればしたいくらいです。(仕方ないので照度を落としていますが)

以前乗っていたフランス車には、オプションでドアに赤いランプがつけられ それが夜ドアをあけ灯ったときは ベージュの内装と相まって 少し妖しく とてもいい感じでした。

もともと 白々した照明は嫌いで、 思えば小学生の頃から 自分の部屋は蛍光灯は消して、 電球のスタンドだけつけていました。

◆ あおいに Lock On.

OLYMPUS PEN E-P5, M.ZUIKO DIGITAL17mm f1.8

OLYMPUS PEN E-P5, M.ZUIKO DIGITAL17mm f1.8

あおいちゃんへの 顔認識の食いつきは尋常ではない。 さすが PEN。

(無理やり はずしましたが・・) (ちなみに 心霊写真でもありません。)

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E-P5使ってみて。 はじめJPEG画像の黒にあまりに締まりがなく、Nikonでいう アクティブDーライティングのような機能が働いているのかと思いましたが、そのような機能は見当たりません。やっぱり気になるので 説明書をみてみると ハイライトとシャドーの調節 (+/- 押して、INFO押すとでます。)がありました。調節すると好みになりました。これは 説明書読まなければわからない機能ですね。

ピントは、AF+MF(拡大)にしていますが、 これまでのレンジファインダーの持ち方では、レンズに手をかけているため、ピントが回ってしまい、すぐ拡大またはピーキングになってしまいます。 あとピーキング効果が強いです。

全体的には 使い易いです。

一番気に入っているのは、やはり デザインと質感ですね。 OLYMPUS PENの字体がいい。 レンズフードも12mm, 17mmは金属だし、レンズのデザインも測定器械っぽくて 女心より男心をくすぐるのではないでしょうか。

LEICA M9, DR Summicron 50mm f2

LEICA M9, DR Summicron 50mm f2

OLYMPUS PEN E-P5, M.ZUIKO DIGITAL17mm f1.8

OLYMPUS PEN E-P5, M.ZUIKO DIGITAL17mm f1.8

E-P5は レトロ風といっても 現代的でスマート。

DR Summicron 50mmは 金属感半端ないっす。

50年位前のものは、車にしてもカメラにしても金属感があり モノとして良いですね。 金属・革・木・ガラスで プラッチックがあまり使われていないものは良い。 ギター・スピーカー・真空管アンプ・Mcintoshのアンプが好きなのは こんな理由もあるのでしょう。

車だと アストンや ロールスあたりでしょうか。(もちろん 持ってませんけど。)

D4とZeiss ZFの 組み合わせも カッコイイから使ってます。

デザイン重視ですが、 もちろん中身・実力があってのことです。 そうでないと プラッチックに 金メッキですから。

 

◆ そのトキ.

 

SIGMA DP1

SIGMA DP1

何も考えず その場を感じる。

それで 充たされていく。

そんな 場所・時は、 かけがえのないもの。

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今日の朝は、 ひさしぶりに気持ちの良い朝でした。